・・・平成26年度事業・業務報告・・・ <内容> 月並みですが、月日のたつのは早いものです。 創立に120周年記念行事を行ったのが6年前の平成21年11月15日でした。それ以来、平成25年7月1日の内閣総理大臣による公益社団法人認定を経て今日まで至っております。会員の皆様の日ごろからの多大なご支援・ご協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。おかけさまで、正会員、賛助会員、法人会員ともども、今後さらに増強をめざす必要があるとはいえ、会員数も順調に推移しております。また、昨年は、お二人の方から高額かつ貴重な寄付金をいただきました。改めて御礼申し上げたく思います。 世界は未だ、社会的にも経済的にも不安定で迷走するような状況が続いておりますが、当有為会は、連綿と続くその歴史の長さに応えながら、さらなる継続・発展をめざしてゆかねばなりません。偉大な先人の願いでもあった地域・地方の活性化、ひいては日本の活性化に多少なりとも貢献すべく、当米沢有為会の運営に当たり、創立の熱い想いを忘れることなく会員皆様のご協力を得ながら当会の継続・発展のために邁進してまいりたいと思います。いつも申し上げていることですが、具体的には、育英資金貸与事業および東京興譲館寮・仙台興譲館寮の運営事業から成る「育英事業」、我妻榮記念館管理運営事業等の「学術施設管理運営事業」、さらには表彰・広報事業や文化講演事業等から成る「教育・文化・産業振興事業」等の主たる事業の遂行です。現在、財務状況の改善、事務局機能の強化、会員の拡充等多くの課題に対しても鋭意克服に向けて努力中ですが、この中で特に会員の皆様にお願いしたいのは、さらなる会員拡充のために家族・親戚・友人等に対して入会のお誘いをしていただくことです。当会の活動は多くの会員に支えられての活動です今後の当会活動の強化のためによろしくご協力のほどお願いする次第です。 以上 [上に戻る] 1.総括: 総括:当年度の恒常的な各事業はおおむね堅調に実行された。 2.概況: 平成26年度の奨学金貸費生の選定は、26年3月に米沢で面接した後、3月29日の理事会で決定し、年度内に本人への採否通知を行った。新規応募者:8名、選定5名であり、平成26年度はこの5名を含む17名に対して奨学金の貸与を行った。 なお、平成27年度奨学金貸費生の選定は、27年3月に米沢で面接した。5名の応募があり、3月30日の理事会でこの5名の採用を決定し、同日本人に対する採否通知を行ったところ、1名の辞退者があり、4名となった。平成27年度はこの4名を含む17名に対して奨学金の貸与を行う。 (2)学生寄宿舎(東京興譲館仙台興譲館)の運営・維持・管理 入舎生が減少し寄宿舎運営が厳しくなったために平成24年度から舎生募集プロジェクトを組蔵し、管内高校の進路説明会などでの保護者と生徒に対する寄宿舎のPR活動をしているが、これを継続して実施した。その結果、平成26年度の舎生の入寮状況は次のとおり。 ○東京興譲館 卒業生4名 新規入舎9名 総数23名(定員24名) ○仙台興譲舘 卒業生4名 新規入舎O名 総数11名(定員15名) なお、平成27年度の新入舎生は、東京興譲館については3月に米沢と東京で面接を実施した。 |