・・・平成20年度事業・業務報告・・・ ＜内容＞ とにかく大変な世の中です。グローバルな経済不況・金融危機に加えてプレパンデミックの新型インフルの最中に、本会は121回の総会を迎えることができました。これも日頃会員皆様の長年に亘るご支援・ご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。 本年度も第2次会員倍増運動を展開いたしましたところ、多数の会員皆様のお力添えでかなりのご加入を頂きました。有難うございました。他方、ご高齢その他による退会もあり全体では微増にとどまりました。 本会の目的である育英事業の進展を目的とし120年の間、会員増強運動を幾度となく繰り返し行ってきたところでありますが、この間、1,300名以上の興譲館舎生OB、300名以上の奨学生OB・OGを輩出し、些かなりとも社会に貢献できましたことはご同慶の至りであります。 このことは本会以外、類例のないところであります。改めて創立者伊東忠太氏を始めとする歴代会長のご盡力、上杉家のご温情並びにこの120年、無数の会員皆様のご支援に感謝申し上げると共にこれらのご厚情なくして本会は存在しえないし、育英事業としての成果はあり得ないところであります。 来年度120周年を迎えるに当たり先人の遺徳を偲ぶとともに、生活を直撃する経済不況の時期にこそ本会のアイデンティティ（存在理由）を確認するよすがといたし、記念事業として興譲館寮の大改修と奨学金制度の拡充を計りたいと存じます。これには会員皆様の倍旧のご支援なくしては実現できないことであります。このような時期にご無理をお願いいたしますことは心苦しいことですが何卒よろしく伏してご協力のほどお願い申し上げます。 最後に会員皆様とご家族のご健勝とご成功を心から祈念申し上げます。 以上 [上に戻る]
2.概況： ○応募者 9名のうち、9名選定 (2)平成21年度興譲館寄宿舎新入寮生の選定 ○東京興譲館―応募 14名、9名入舎 平成21年4月1日現在 総数：25名 ○仙台興譲館―応募 4名、4名入舎 平成21年4月1日現在 総数：13名 (3)平成20年度教育・文化・産業功労者の表彰 ○教育功労者 2名 大久保 秀和 氏 田島 恵一 氏 ○特別顕彰 1団体 山形県立置賜農業高校 さくらいすおしょうしなチーム ○産業功労賞 1団体 粡町 まちづくりプロジェクトＺ隊 （以上、平成20年6月21日、総会後に実施） (4)平成20年度卒業高校生の表彰「有為会賞」（平成21年2月）8名 (5)平成20年度「会誌」の発行（平成20年9月発行） (6)東京興譲館再建計画 前期に引き続き、東京興譲館建替え小委員によって諸案が検討された。その内、買い替え案件で有望物件が出、検討した。折から、10月に世界金融混乱が発生し、わが国の不動産取引は急激な不振に陥り、当会が望む売買が成立する見込みは当面ないと判断し、本案件は見送った。同小委員、原点に立ち返り、至急・必須である「耐震補強工事」及び諸補修工事の実施計画に専念し、来期創立120周年事業として実行すべく、準備に入った。 (7)「我妻榮記念館」の漏水がひどくなり、屋根部分の小規模改修工事を実施した。 [上に戻る]
2.概況： 昨年春、内閣府公益認定等委員会から、移行認定のための「定款の変更の案」等ガイドラインが発表され、当会の公益認定準備委員会は、新定款の作成に取り掛かりました。数回に亘り、理事会における質疑応答・意見交換を経て、新定款・原案（第４版）が完成しました。 (2)創立120周年事業の準備① 総会・記念式典（平成21年6月28日予定、米沢支部担当） ② 記念祝賀行事（平成21年11月15日予定、東京支部担当） ③ 記念会誌発行 ④協賛金募集 以上４小委員会に分かれ、準備をすすめて参りました。 (3)会員拡充 第２次「会員倍増計画」を進めて参りました。ご協力頂きましたか委員諸氏に感謝申しあげます。 キャンペーン期間の新規会員申込数：１２６名（内、賛助会員２社） (4)文部科学省の実地検査 昨年６月２４日、文部科学省の実地検査があり本年４月２７日付でその結果について通知がありました。大変厳しい評価となっておりますが改善の指摘を受けた諸事項については、順次実行に移しております。 (5)奨学金OB・OG会発足 米沢有為会が行う学資貸与事業その他の事業の充実および発展に寄与するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的とし、平成21年2月28日奨学生OB・OG会が発足しました。 |