・・・平成21年度事業・業務報告・・・


<内容>
ご挨拶(第122回定時総会開催に当たって) 会長 下條泰生
Ⅰ.事業報告
Ⅱ.業務報告

平成21年度 決算報告書→ こちら

ご挨拶(第122回定時総会開催に当たって) 会長 下條泰生

日頃から会員の皆様には本会運営につきご指導、ご支援を頂き心から厚くお礼申し上げます。

当期は創立120周年を迎え、米沢・東京支部の会員の皆様のご協力により記念事業・行事を行うことが出来ました。記念式典及び祝賀会行事には多くの会員の方々のご出席に加えて、創始者伊藤忠太大先輩を始めとする歴代会長のご家族をお招きしての先人顕彰の儀を執り行い、報恩の誠を捧げると共に事業継続の決意を新たにし、お誓い申し上げた次第でございます。

記念事業には6千万円の巨費を投じ東京及び仙台興譲館寮施設の耐震化を伴う大改修工事を行いました。この原資として積立金の取崩し、他会計からの繰り入れ、チャリティ絵画展の収益金、米沢市からの補助金、東電からの用地使用料等を充てましたが、なお不足の分は会員皆様からの協賛金にて賄う所存でございます。多事多端の折りから会員皆様のご協力を伏してお願い申し上げます。

懸案の公益法人認定申請を再来期に控え、新定款その他の策定作業を進めると共に、会員の増大、事務局の充実を図りました。来期はこれに加えさらなる財政基盤の確立に向け努力いたしたいと存じます。

以上

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Ⅰ.事業報告
1.総括:
当年は当会創立120周年の年に当り、諸記念事業を実施した。また、当年度の恒常的な各事業は、概ね堅調に実施された。

2.概況:
(1)平成22年度奨学金貸費生の選定 (面接は平成22年3月、決定は22年4月理事会)

○応募者 5名のうち、4名選定 (平成21年度は9名のうち9名選定)

(2)平成22年度興譲館寄宿舎新入寮生の選定

○東京興譲館―応募 5名 5名入舎 平成22年4月1日現在 総数:24名

○仙台興譲館―応募 2名 2名入舎 平成22年4月1日現在 総数:13名

(3)平成21年度教育・文化・産業功労者の表彰

○特別顕彰  1団体 置賜農業高等学校演劇部、1個人 大久保 琳太郎君

○産業功労賞 2名  鈴木 高明氏、城戸 淳二氏

(以上、平成21年6月28日、総会後に実施)

(4)平成21年度卒業高校生の表彰「有為会賞」(平成22年2月実施)13名

(5)平成21年度「名簿」の発行(平成22年1月発行)

(6)創立120周年諸事業

○創立120周年記念式典(平成21年6月28日)

○創立120周年記念祝賀会(平成21年11月15日)

○東京・仙台両興譲館寮大改修工事施工(平成21年11月完工)

○創立120周年記念協賛金の募集(平成21年12月~平成22年11月)

○創立120周年記念特別号「会誌」の発行(平成21年12月)

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Ⅱ.業務報告
1.総括:
当会の維持・発展のための諸業務を遂行するために、理事会・各部会・各委員会等の会合が持たれ、担当する役員は各々の職務を精力的に実行した。

2.概況:
(1)公益移行認定申請の準備委員会

定款改訂検討委員会を公益認定準備会に改組し、公益社団法人への移行認定に必要な検討を進めた。

(2)会員拡充

第3次「会員倍増計画」を進めてきた。

キャンペーン期間の新規会員申込数:148名

(3)文部科学省の実地検査

文部科学省の実地検査で改善を指摘された事項を検討し、改善を文部科学省に報告した。

(4)寮費改訂検討委員会の決定

東京・仙台両興譲館寮の大規模改修を契機に、今後の維持改修等に必要な資金の一部について舎生に受益者負担を求める答申をし、理事会で決定した。

(5)奨学金制度検討委員会の設置

奨学金制度の時代の変化に対応した在り方や新しい可能性を検討する。

(6)予算委員会の設置

財政状況を見直し新年度予算を検討した。