・・・平成22年度事業・業務報告・・・ <内容> 日頃、会員皆さまには本会に多大のご支援。ご協力を賜り心から厚くお礼申しあげます。 3月11日、かつてない大地震・大津波そして原発事故で被災された皆さま及び関係の皆さまに改めてお見舞い申し上げます。 有為会では会員の椛災状況を把握する一方、理事会で被災された方々を支援する義援金募集を行うことを決定いたしました。詳しくは本会報に挿し込みのご案内をご覧頂き一人でも多くの会員のご義援お願いいたします。 東日本大災害に際しては、かつて日本が支援した国々を始め国内のNPO・ボランティア・自治体による多くの支援の手が差し伸べられました。それは純粋な人間性に基づく支え合いであります。今回の大災害とかかる支援は、日本にとって未知の体験であり必ずやそれは将来の大きな宝になるものと思います。 有為会が目的とする育英事業は人のつながりによる支え合いを基盤とし121年の歳月を経てまいりました。しかしいま、本会は大きな転換期にあります。短期的には公益法人認定、中長期的には収支バランスがとれた財務基盤の確立であります。とくに後者の課題の一つとしては公益目的事業会計の充実と法人会計の徹底した削減があります。 これらの改革に向け、これまで以上会員の皆さまのご理解。ご協力を切に切にお願い申し上げる次第でございます。 以上 [上に戻る]
2.概況: 平成22年度奨学金貸費生の選定は、22年3月に面接し4月の理事会で決定した。新規応募者5名、選定4名であった。この4名を含む22名に対し奨学金の貸与を行った。 23年度の奨学金貸費生の選定は、23年3月に面接し3月の理事会で決定することで3月中に本人に採否を連絡できるように改善した。新規募集数:5名 選定5名である。震災の影響に配慮し2名以内の追加募集を行ったが応募はなかった。 (2)興誠館寄宿舎の運営・維持・智理 平成22年度の舎生は以下のとおり。 ○東京興蔽館 応募5名 新規入舎5名 総数24名(25名収容可能) ○仙台興譲館 応募2名 新規入舎2名 総数13名(20名収容可能) 平成23年度新規入舎生は、東京興譲館については3月中に米沢で面接を実施した。応募5名、入舎5名。仙台興談館は4月16日に面接を実施した。応募2名、入舎2名。両興譲館とも大規模改修の効果があったためか、震災による大きな被害はなかった。なお、震災に配慮して現在も継続して舎生を募集している。 また、舎生は平成22年度から計画的改修や将来の建て替えに配慮した施設維持費を負担している。 (3)「我妻柴記念館」の運営・維持・管理 平成22年度における入館者は360名(21年度440名)であった。 また、我妻柴記念館を中心とした米沢における文化振興活動を実施した。 平成22年度中の補修費は20万円程度だったが、23年度は震災被害の補修を予定している。 (4)平成22年度教育・文化産業功労者の表彰 ○ 教育功労賞 (財)近野教育振興会理事長近野兼史 様 財団の教育振興活動 ○ 産業功労賞 米沢電子機器・機械工業振興協会 様 共同受発注推進 ○ 特別顕彰 江口悠側 様 陸上競技(110mハードル) (以上 平成22年度定時総会時に実施) (5)平成22年度卒業商校生の「有為会賞」授与 13校13名 (平成22年2月 各高校において実施) (6)平成22年度「会誌」 平成22年9月発行 (7)その他事業 ○ 広報活動 ○ 会員各種同好会の支援 ○ 山林環境維持活動 [上に戻る]
2.概況: 公益認定準備委員会の検討結果を基に ① 新たな法制度のもとで公益社団法人として活動するために必要な会員制度、社員総会、理事会等の組織の見直しを行っている。 ② 公益認定基準に適合する束業内容の兄閲し(公益事業比率50%の確保)、事務、財務の総点検を行っている。 ③ 公益社団法人制度に適合する新定款を取りまとめ、23年度第1回理事会を経て今次総会に新定款の変更の案と総会議決の必要な規則、規程の新設を提案する。 ④ 公益法人移行申請には新定款による役員の名簿が必要なので、役員選考委員会に選考を依頼した。 (2)会員拡充 新会員の勧誘に努力した。22年度の新入会員は個人79名(内特別会員4名)賛助会員2団体。退会会員51名(内特別会員4糸)、純増24名、2団体であった。 (3)役員選考手続きの改善 新たに制定した役員選考規程により役員選考委員会を設置し、新しい時代の変化に対応した開かれた選考手続きにより役員候補者を選考した。(詳細は第6号議案の1、第6号議案の2を参照) (4)文化大学の開始 米沢市長を講師とし第1回を東京興繊館寮で行った。調布市部長、近所の方も参加。 [上に戻る]
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